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「幸福が飛んでくる」胡蝶蘭のひみつ

冠婚葬祭やお祝い事、ビジネスシーンで贈られる事が多い胡蝶蘭。
大ぶりな花の姿が蝶のように見えることから「胡蝶蘭」と名付けられました。

19世紀に原種が発見されてから品種改良を繰り返し、美しく咲き誇る胡蝶蘭の歴史や不思議に迫っていきます。

胡蝶蘭が育ってきた場所

現代の温室育ちの胡蝶蘭のイメージとは違い胡蝶蘭の原産地は東南アジアの熱帯雨林の中、いわゆるジャングルです。

胡蝶蘭は植物の中でも少々変わった場所で花を咲かせます。
「着生植物」といって土に根を張らずに他の樹木に根を張って育ちます。
他の木にくっついているなんて寄生しているイメージがありますが、木から栄養分を取るわけではなく住まいをお借りしているイメージでしょうか。
空気中に晒されている根と葉から、自然の雨や霧などの水分を摂って育ちます。
しかし、鬱蒼とした高温多湿なジャングルといえ、乾季もありごく少ない水分でも成長できるよう胡蝶蘭は変化をしてきました。

胡蝶蘭が元々自然に咲いていた環境を知ると、寒さに弱く暖かい場所を好み、乾燥には強いけど霧吹きのお水が好きなところも納得ですね。

胡蝶蘭の歴史

胡蝶蘭の原種は19世紀前半、熱帯の東南アジアで発見されました。
ラン科の「カトレア」がイギリスに持ち込まれたことをきっかけに、王侯貴族や富裕階級の人々の間で人気になりました。
当時、オーキッドハンターと呼ばれる人々が世界各国でまだ見たことのないランを探し、発見されたのが胡蝶蘭の原種といわれています。

日本に胡蝶蘭が持ち込まれたのは明治時代です。
当時の日本では栽培技術が確立されておらず、貴族などの裕福な人々だけが観賞できる特別なお花でした。
日本での栽培が盛んになるのは明治時代の末期。
それ以来、日本独自の美しい品種も生み出されています。

胡蝶蘭の花言葉

日本で広まっている胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」です。
とってもハッピーな言葉ですね。胡蝶蘭と共に、花言葉も一緒に貰ったらなんだか嬉しい気持ちになります。

由来は、花の形が羽を広げた蝶々に似ている事からきています。
蝶々は幼虫からは考えられない美しい成長を遂げる事や、良いニュースを持ってきてくれると信じられている事から縁起が良いとされています。

蝶々のように「幸福が飛んでくる」何度聞いても素敵でハッピーな気持ちになれる花言葉です。

胡蝶蘭の仕立て方の不思議

胡蝶蘭といえば、3本立てのものや5本立てのものでお花が整列している姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
支柱に茎を固定して、お花の「顔」が綺麗に見えるように仕立ててあるのですが、あのような垂れ下がるような仕立て方は日本独自のもののよう。
海外ではナチュラルな形のままの胡蝶蘭が一般的なようです。

海外から入ってきたものを独自にアレンジし発展していく。なんとも日本らしい。

ラン科のお花にまつわる不思議なお話

ここからは胡蝶蘭ではなくラン科植物の不思議なお話です。
胡蝶蘭を含め、蘭の種類は約2万5千種類
ラン科の植物と昆虫には不思議な関係があります

ラン科の花は、こん虫に花粉を運んでもらう「虫媒花」(ちゅうばいか)です。
ランの中でも昆虫を巧みにおびき寄せる魅惑の花をご紹介。

ブラジルからメキシコ 中南米原産の蘭 スタンホペア

中南米原産のスタンホペアというランは、花からとても強い香りを放ちます。
匂いに誘われた蜂は花の中へ入り込むと、キツすぎる花の香りに酔っぱらってしまい足を滑らせてしまうそうです。
その時に、蜂に花粉が付き他のスタンポペアの花で同様の事をすると受粉をするそうです。

おいしい蜜があると思いお花に近づいたのに、香で酔っぱらわせてしまうとは。
ちなみにランの種類の中ではお花の期間は短く4日~1週間くらいと短命です。
香は、きつすぎる香水、または鼻につくような香りといわれています。

ヨーロッパ原産の蘭 オフリス

ヨーロッパ原産のオフリスというランは、ある種類のメス蜂そっくりに擬態をします。
メス蜂だと勘違いした雄バチが交尾しようとするとオス蜂の身体に花粉がつきます。
そしてオスはまた別のオフリスの花にいって交尾しようとすると受粉が完了。

どのようにしてメスバチそっくりに擬態が出来るのか。
こういった話を耳にすると不思議でしかたありません。

胡蝶蘭、ラン科のお花の秘密に迫ってみました。
昔から高貴な花として愛される胡蝶蘭。
「幸福が飛んでくる」素敵な花言葉と共に贈ってみてはいかがでしょうか。

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