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秋の夜長を彩る「十五夜」にピッタリなフラワーアレンジ

秋風が心地よく、過ごしやすい時期になりました。秋はリンドウや菊など美しい花が数多くみられるだけでなく、「中秋の名月」という言葉が表すように月も一層綺麗に輝く季節です。
ネイビーやボルドーなどの落ち着いた色合いが特徴的な秋の花は、日本古来の行事であるお月見によく似合います。普段は特別何もしないという方も、今年は十五夜に花を飾ってみませんか?

優雅な秋の夜長を彩る、大人色のフラワーアレンジをご紹介いたします。

お月見の定番「ススキ」には鮮やかなピンポンマムを合わせて

十五夜に飾る植物といえば「ススキ」。その形が稲穂に似ているという理由から、秋の収穫を祝うために飾られるようになったそうです。
控えめな存在感からフラワーアレンジでも大活躍のススキですが、あまりトーンが暗めな花を合わせてしまうと、もの悲しげな印象になってしまいます。華やかなアレンジに仕上げるためには、鮮やかな色合いの花を合わせてあげるのがポイント。
おすすめなのが、まん丸くてカラフルな「ピンポンマム」。秋の花・菊の一種で、一緒に生けるだけで一気に可愛らしい印象になります。
黄色いピンポンマムを選べばまるでまん丸のお月さまのよう。お菓子を入れる時などに使う小さなかごなどに生けて、上品で和風な雰囲気を演出してくださいね。

大人色の「リンドウ」は「竹のお弁当箱」で上品さを演出!?

古今和歌集でも歌われている和の花・リンドウ。落ち着いたネイビーの花が秋にピッタリの大人っぽい雰囲気を醸し出しています。
それだけでも十分存在感があるリンドウですが、花の部分が小さく可愛らしい形をしているので他の花と一緒に飾ってもまとまりのあるアレンジメントになります。
お月見アレンジメントには先ほどご紹介したピンポンマムがおすすめ。リンドウの鮮やかさを邪魔しないよう、白いピンポンマムを選んで一緒に生けましょう。
栗の枝などを添えればさらに秋らしさを演出することができますね。
この時、花瓶やグラスにシンプルに生けても十分素敵なのですが、竹でできたお弁当箱のような入れ物を活用するとさらに和風で上品な印象になりますので、ぜひ試してみてくださいね。

「ダリア」も和食器に生ければ一気に和風顔

海外の花である「ダリア」も、生け方によって全く違った顔を見せてくれます。
いつも通りに生けるのではなく、松など和の植物と一緒に和食器に生けてみましょう。
お茶碗や湯飲みなど、ある程度深さがあって落ち着いた色味の焼物を使うのがポイントです。ボルドーやオレンジなど温かみがあり落ち着いた色合いが特徴的なダリアは、和風の花器にも意外としっくり似合うものです。燃えるような赤が、紅葉した秋の野山を思わせる素敵なアレンジメントに仕上がりますよ。

 

お月見はもともと中国から伝わり、日本では平安時代以降に貴族の間で盛んに催されるようになりました。江戸時代には庶民の間でも広く行われるようになり、今の形になったといわれています。秋の豊かな実りに感謝し、美しい月を愛でる日本人ならではの心を改めて実感できる素敵な行事ですね。
自分で生けた秋の花々を傍らに眺める月は、きっといつもよりずっと美しく見えることでしょう。大切な人と過ごす秋の夜長を、さらにロマンチックに演出してくれますよ。今回ご紹介したアレンジを参考に、思い思いの方法で十五夜を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

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