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月の花・9月「ケイトウ」

ケイトウの基礎知識

○ケイトウ(鶏頭)

花言葉:「おしゃれ」「色あせぬ恋」「風変り」

茎が変形して、鶏のとさか状になっているところからケイトウ(鶏頭)の名が付いたといわれています。 英名の「common cockscomb」も「鶏のとさか」という意味なので、この花のイメージは共通していたようです。本当の「花」は、小さく、「とさか」の下に密集して咲いています。日本に渡来したのは、古く、原産地のインドから中国、朝鮮半島を経て伝わったそうです。はじめは、染色用の原料や食用、薬用に利用されていたようです。花色は赤・濃黄・オレンジ・ピンク・紅紫などと彩り多く、湿気の多い日本の気候によく適応し、真夏から秋にかけて長期間花を咲かせます。

盆や彼岸の供花のイメージが強いと思いますが、最近では品種改良によって供花から脱皮し、フラワーアレンジメントにも良く利用されていて人気です。

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「ケイトウ(鶏頭)」にまつわる中国の民話をみつけましたので少しご紹介します。
山里に年取った母親と息子が、二人で雄鶏を飼って暮らしていました。或る日、息子は山道で泣いていた美しい娘を家に連れ帰りましたが、雄鶏は激しく鳴いて娘を追い返そうとしました。雄鶏が余り娘を嫌うので、息子は翌朝早く娘を村へ送って行くことにしました。ところが、その途中で、娘は鬼女の姿に変わり息子に襲いかかりました。
娘の正体は、山奥に棲むムカデの精だったのです。 ムカデの精は口から毒の炎を吐いて息子に迫まりましたが、後をつけてきた雄鶏が大ムカデの精に立ち向かって行ったのです。雄鶏は死闘の末に大ムカデの精を倒しましたが、雄鶏自身も力尽きて死んでしまいました。
息子は自分を守って死んだ雄鶏に感謝し丁寧に埋めてあげました。やがて、そこから芽が出て、鶏の鶏冠によく似た花が咲いたそうです。 人々は、主人に忠実で勇敢だったあの雄鶏の生まれ変わりに違いないと思い、その花を「鶏冠花」と呼ぶようになったそうです。

※中国ではこの花を「ケイカン(鶏冠)」とよんでいます。雄鶏のとさかの意味です。本当にこの花のイメージは、万国共通ですね。

 

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